アクセスバーズをやるようになって、感じることは「体感があるのに、それを解釈して言葉にしようとすると、むずかしい。」ということです。
「言葉にする。」ことって、今もそうですが、論理的な思考がはたらくことなんですね。「伝える。」ために言葉にしているので、頭の中では、常に「どうやったら伝わるか。」を考えていることになります。
カラダの方はというと、ダイレクトです。ストレートです。実は、カラダって、頭で考えるよりもたくさんのことを覚えているし、知っているんですね。
ぼくは、楽器をやっているので、それがわかるんですね。楽譜を読んで、頭で考えようとすると、ただ音が出てるだけで、音楽にならないですね。自分の頭の中をからっぽにして、自分が空気か真水(まみず)か、ぐらいに感じられて、初めて音楽の演奏になります。今出てる音が「ドで。」「八分音符で」なんてことは考えていないんです。