会社や団体の創始者と言われる人って、だいたい「特別な人」って思われていますね。もちろん、素晴らしい才能を持った人なんだろうし、ぼくもその功績には、敬意を払いたいと思っています。
ただ一方でその人が、その周りにいる人の中で「唯一の」「絶対的存在」として崇められるようになってしまった場合、それはその中にいる周りにいる人が「信者(のよう)」であり、外側から見たら「宗教的」と感じられたりしないでしょうか。
もしそういう状況があって、その中にぼくがいたとしても、その人を一人の人として見る視点(ポイント・オブ・ビュー)を忘れたくないし、できるならその人と同じ次元で見る視点も持ちたいなと思っています。
というのは、「特別な人」と見てしまうと、そこにあるのは上下関係だけで、視点が固まってしまいます。