苦しいときに考えることと言ったら、誰もが「苦しい、早く楽になりたい。」だろうと思う。「自分は、いったい何をやっているんだろう。」とか、「こんなはずじゃなかったのに。」とか。ぼくも本当にずっと、そう思っていました。
年齢を重ねて振り返ったときに「あの経験があったから、今がある。」そう思えることが、これまでにたくさんあったとしても、苦しいときは「苦しい。」と思う。それを無理に「楽しい。」と思わなくてもいいでしょう。苦しいときは、苦しみとして認めて、味わうしかありません。
それでも、今は喜びがいつも隣にあることを知っています。知っているだけで、そのままを味わうことができます。意識ってすごい力があるんですね。