そこは野原と言うより、もとは田んぼだった休耕田だったり、空き地だったりする。道路沿いやあぜ道にも黄色い花を咲かせ、ぐんぐん広がり伸びていく花がある。

春の野山にも同じような黄色い風景を見ることがある。春は菜の花、秋はセイタカアワダチソウだ。

春の菜の花は好んで写真に収められることが多いんだけど、どうしてだか、秋のセイタカアワダチソウは、見向きもされないどころか、イヤーな顔をされることが多い。どちらかといえば、嫌われ者になっているのが、ちょっとばかり不憫である。

セイタカアワダチソウは、もとは北米で育った外来種であり、繁殖力が強く、かつてススキや荻の野原だったところへ、すっかり我が物顔で繁殖しているため、どうにもイメージが悪い。

まあ、でもこれはこれでキレイじゃん。って人に言ったところで、なかなか共感は得られない。

ぼくは、そんなに嫌いではないんだけどな。これはこれで、花の咲く前の若い芽は食用になったり、薬草や入浴剤、ハーブとしても活用できるらしい。そこらじゅうに咲いているので、利用できる方はどんどん活用したらどうだろう。情報はYouTubeってとこにいっぱい出ているので、利用する人が増えて、逆に絶滅危惧種になったりして。それはないか(笑)

そういえば、春の菜の花の時期がちょっと過ぎた頃、山陰海岸近くの浜近くの土手なんかに、ハマダイコンの花がいっぱい咲くんだけど、これなんかも利用できないかな。時期によっては山菜として利用されてもいるみたいだけど、日本は食べられる雑草、いっぱいありそうだなー。

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投稿者 Miyuu

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