本日午前中は、オカリーナシフォンというグループのレッスンでした。今日はお一人欠席で11名でしたが、本当は12名おられる大所帯です。これだけの人数が揃えば聴き応えがあります。
午後は、あか音ぐも(あかねぐも)のグループレッスンです。どちらも、とても熱心なグループです。このグループは来週の火曜日には、末恒地区公民館でのクリスマスコンサートに参加されます。自主練習をされているのか、向上しています。それでも、やはりリズムを合わせるのには苦労されています。
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それぞれのレッスンで、リズムのとりづらい曲が多かったのか、曲の一部ごとにリズム練習を必要とする場面がありました。たとえば拍と拍の間にタイでつながっているフレーズがあると、リズムの取り方に個人差が出てきて合いません。それでタイを取ってリズムを合わせる練習をします。
また、テンポが速い曲を最初ゆっくりで、次に速いテンポでやると、だんだんと力(りき)みが出てきて音程が高く、荒くなります。
長い休符のあとに裏拍から出るリズムがあると、早いタイミングで音を出そうとする傾向があります。この場合は、次の拍に重みを感じることが大切です。走り幅跳びの踏み切りの要領です(この説明はしませんでしたが)。休符のところに音を入れて練習すると皆さんの息が合ってきます。
四拍子の曲は慣れているせいか、そんなに大きなズレはありませんが、三拍子、六拍子になると、正確に吹こうとするタイプの方と、揺れ(ビート)を感じるタイプの方との差が、リズムのずれとして出てきます。リズムとビートの話をすると混乱すると考えたので、ビートを「体を揺らして」と表現して伝えます。そうすると、みんなの体が本当に揺れてきます。だんだんと合ってきました。この感覚を覚えていてほしいと思います。
質問がありました。高い音を吹くときの指使いがむずかしいということでした。楽器の右端、左端をどの指でどう支えるか、どのタイミングで支えるかがポイントになります。いくつか例をあげて説明させていただきました。
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