ぼくがクルマを買い替えようかどうしようかと迷っているときに、耳にしたのは、日産からセレナe-power(イーパワー)が発売されるということでした。それまで乗っていたクルマは、ホンダステップワゴンで、既に38万キロを突破していました。
なぜ38万キロかというと、ひとまず目標として月までの距離を走ろうということで乗っていたわけです。目標がクリアされると、クルマもなんとなく「そろそろ買い替えかな」というサインを出し始めます。いろんなところで不調が出始めます。最終的に決め手になったのは、ステップワゴン2列目シートの床下に穴が開いたということでした。いきなり足が抜けて落ちるほどではなく、もちろん修復は可能なのですが、そのタイミングでのe-powerの情報でした。
そのe-powerも現在は27万キロ超を走り、当初からの目標は50万キロなので、既に半分以上走ったことになります。気に入っているクルマなので、100万キロでも走ってくれればと思わないでもありませんが、近い将来確実に訪れるのは、バッテリー交換です。この費用はかなり高額になることが予想されます。
e-powerはガソリンを給油して走るクルマですが、このガソリンは発電用のエンジンが消費します。走行は完全に電気オンリーで、モーター駆動です。現在27万キロ走って、バッテリーの容量が(たぶん)相当低下しているんだろうなと思われます。そうなると、50万キロを迎える頃にはバッテリーを始め、あちこちの部品を交換する羽目になるだろうし、このペースならあと5年くらいで、いろんな不調を訴えるんだろうと思います。
今のうちに目標を75万キロに変更するかなー。それくらいは走ってくれそうな気もします。あと12年くらいかな。そうなると、その後もぼくはまだクルマを運転できる年齢なのでしょう。それなら50万キロを超えたあたりで、次のクルマを考えておいた方がいいのかも知れません。
次のクルマ、たぶん生涯最後のクルマはエンジン駆動のマニュアル車かなーって思っています。そうなると、旧式のスポーツカーか、ジムニーやジープのようなマニュアル四駆になるでしょう。もし運転がちょっと難しい健康状態になるなら、運転手付きの高級セダンというのもあるのかも知れませんが、ぼくは基本クルマの運転を自分でしたいので、高級セダンの後部座席というのはないでしょう。