またまた年代物のクラリネットを手に入れてしまいました。ヤマハのYCL-62です。1980年頃の当時のプロモデルです。シリアルナンバーが#000076なので、かなり初期のモデルです。ぼくがふだん使っているセルマー、先日入手したブージー・アンド・ホークスも同時代のクラリネットです。
現代のクラリネットが優秀なのはもちろんなのですが、45年前の当時のクラリネットもそれぞれに味わいがあって、持ち味がはっきりと分かれるのも面白いところです。当時も今もクランポンが質が高く、安定していて優れていたと思いますが、ぼくにはシルクのシャツのような高級感さえ感じられて合わない感じがしていました。ニッカンから始まって、これまでもたくさんの楽器を吹く機会がありました。やっとこの経験を活かせる機会がやってきたのかと思うと面白いと思います。