うっかりすると、メガネもコンタクトレンズもつけないまま外に出ようとして「おっと・・・。」と、あわてることがある。
視界良好20センチ(Bloogerのブログ)
何か被写体があって、それだけはっきり映っていて、背景がぜんぶぼやけている写真をよく目にすることがある。視力が0.1もない、ふだんのぼくの生活は、ずっと、あんなふうにまわりの景色が見える。
家の中ではまったく支障が無い。パソコンの画面の文字くらいは見えるから、今も裸眼だ。特に困ることもなく、すたすた歩けるし、身の周りの片付けなどもいつも通りにやっている。
外に出ると、そうはいかないのが不便だ。クルマの運転となると、まったく無理だし、免許証に「眼鏡等」って書いてあるから、違反になる。
ふだん見えない分、見えることが楽しいし、うれしい。見える感動を体験できるのは、ふだんが見えないからだとも言えそうだ。
メガネからコンタクトレンズに変えて、最初に行った美術館がめっちゃ良かった。メガネでは見えなかったものが見えた。見え方って、ひとりひとり、状況によって、それぞれ違うんだなということを知った。