もちろん、腕を上げて時刻を確かめるために見ることも多い。
それ以上に、この林檎時計(アップル・ウォッチ)は、さまざまな情報を伝えてくれる。
誰から電話がかかってきたか、確かめられて、ヘッドセットがあれば、すぐに出られる。もちろん、iPhoneで話してもいいし、昔のSF漫画のように“腕時計型電話”に話しかけてもいい。
常に心拍数を計測してくれて、異常があれば教えてくれる(らしい)。
最近、血中酸素濃度も教えてくれるようになった。ぼくはいつも95%以上あるので、今のところは安心だ。
既にセンサーを備えている、心電図機能も近々日本でも使えるようになるようだ。医療機器ではないから、治療に使えるような精度の高いものではないだろうが、「異常を感知できる」だけでも役に立つ。
血圧計や体温計だって、家庭用と、医療用は使い方も精度も違う。
運動量や、睡眠の質や長さを教えてくれるのも役に立つ。いつも同じ時間に寝ているつもりでも、体調によって、よく眠れているのかどうかは、案外わからないものだ。
今日は早く休もう、ちゃんと休もうとか、30分でも今日は歩いてみようとか、新しいからだ作りの意識、モチベーションが自然に生まれる。
カレンダーを常に表示できる時計の文字盤もあったりして、次の予定がひとめでわかったり、いろいろと重宝している。