これは、ぼく自身の話です。以前のぼくは、ずっと前のことを忘れないで、いつまでも「ああだった。こうだった。」「こうすればよかった。」みたいなことを、常に頭の中で繰り返し考えていました。
今思うことは、反省すべきことがあれば、気がついた時に反省をすればいいし、次に活かせたらいいと、思います。
現実に、今日が過ぎれば、どんなことも「過去」になります。「過去」となれば、記憶の中にあるだけで、「未来(想像)」と同じ幻想です。
自分の「過去」や「未来(想像)」を、頭の中から追い出して、ひとまず置いておくのに、ネットやブログは便利です。そして、それは現在の自分自身の考えを助ける「資産」になることがあります。
それが自分にとって、役に立つものだったとしたら、読んでいる他の人にも役に立つことがあるかも知れません。
そう思いながら、ちょっとずつ文章を書いています。
今日がどうだったのか
今日のことだけを考えていたら、他人のことを気にする必要がなくなります。その分、今日出会った人のことを、より考えることになります。
そうやって、出会う人やその時その時を大切に出来たら、その繰り返しが未来になっていきます。
不満や妬みは、実体はなくても、どんどん積み重なっていくものです。
それは、「支払われていない借金」のようなものです。
たとえば、100万円の借金があって、100万円ポンと払うことができれば、その瞬間には、借金のことも支払いのことも、すっかりすべて忘れてしまうのに、まず1万円払うと約束して、1万円ちゃんと支払ったにもかかわらず、99万円が残りゼロ円になるまで、ずっと重く気持ちが残っていくし、不安を積み重ねることになってしまいます。
その作用といったら、本当に魔法のようなものです。
今日はいい一日でした
今日「も」です。
誰もが、いい一日を過ごしているはずです。
そう信じてほしいなと願っています。