印象的な、何か迫ってくるような鼓動とメロディ。映画「ゴジラ」のテーマ曲を作曲したのが、伊福部昭氏(いふくべ・あきら:1914―2006)です。
伊福部昭氏は、北海道で生まれています。そこでアイヌの人々との交流を通じ、アイヌ音楽に傾倒していきました。
40歳のとき(1954年)にゴジラの曲を作曲し、80歳のとき(1994年)に大伴家持(おおとものやかもち)の歌をもとにした因幡万葉五首の作曲をします。
伊福部家について
伊福部家は、もとは、因幡国の古代豪族であり、天皇に仕える采女(うねめ)を送り出すなどした。今は宇部神社の宮司の家系として知られています。
伊福部昭氏の作曲した、因幡万葉五首のうち、4曲を谷口尚美さんが歌います。
ぼくは、オカリーナを吹き、SINさんという方が、ピアノを弾きます。
そのあと、東京大学名誉教授、伊福部達氏(いふくべ・とおる)の講演会があります。
「緊急地震速報チャイムと伊福部昭の音楽」
令和元年(2019年)11月30日(土)
会場 県民ふれあい会館 鳥取市扇町21 電話0857-21-2266
入場無料
15時30分 開場
15時40分~15時55分 因幡万葉の歌
16時00分~16時25分 古代因幡の豪族・伊福部臣氏について(吉田氏)
16時30分~17時30分 緊急地震速報チャイムと伊福部昭の音楽
講師 東京大学名誉教授 伊福部達氏